こんにちは。ご覧いただきましてありがとうございます。
まごころキッチン薬膳師、のんちゃんです。
今年は大雪の地域もあり、
大変な思いをされている方もいらっしゃると思います。
どうかお怪我のないよう、あたたかくしてお過ごしください。
さて、暦の上ではもうすぐ「立春」。
でも実際は、まだまだ寒さが厳しい時期ですね。先日、旭川、美瑛、札幌、小樽に行きましたが、雪でどこも真っ白で、パウダースノーが舞い、上の写真のように最高に美しかったです。
肺が凍りそうなくらい寒い中ですが、旭山動物園は賑わっていました。
冬の自然界の動物たちはギュッと縮こまって冬眠中で春を待っています。
今はちょうど、立春前の「土用」にあたります。1/17~2/3の18日間です。
今日はこの「土用」の意味と、
春を元気に迎えるための養生についてお話しします。
土用とは?季節のバトンタッチ期間
土用は、
次の季節へ切り替わるための準備期間。
今の土用は、
「冬」から「春」へ向かう大切なタイミングです。
中医学では、
この時期は 陰から陽へ エネルギーが切り替わる時と考えます。
まだ寒いけれど、
体の中では少しずつ「春スイッチ」が入り始めています。

この時期に無理をするとどうなる?
・疲れが抜けない、冷え症悪化
・風邪をひきやすい
・花粉症がひどくなる
・気分が落ち込みやすい
こんな不調が出やすいのも、この土用の特徴。
なぜなら、
気(エネルギー)が不足したまま春を迎えてしまうからです。
春は活動の季節。
スタートダッシュには、エネルギーの貯金が必要なのです。
土用の養生ポイント① 気をたくわえる
この時期のキーワードは
「がんばらない」。
夜ふかしを控え、お風呂につかり、食事を整え、しっかり休む。
今は「動く」より「ためる」時期です。
土用の養生ポイント②「ひ」のつく食べ物の意味

1月の土用といえば、
「ひ」のつく食べ物。これは羊肉ジンギスカンです。とても温まる作用があります。
・ひじき
・ひらめ
・ひよこ豆
・ひじき
・ひつじ肉
これらは
✔ 体を温め
✔ 気を補い
✔ 春に向けたエネルギーを作る
意味があります。
土用の「ひ」のつく食べ物って、なぜ「ひ」?
土用といえば
「ひ」のつく食べ物がよい、
と聞いたことはありませんか?
この「ひ」は、
干支の「未(み・ひつじ)」の日から来ています。
昔の暦では、
土用のこの期間の中にある
「未の日」(2026年は1/21と2/1です)に、
“ひ”と読める食べ物を食べると
元気に過ごせると考えられていました。2026年は1/21と2/1です。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期。
そこで昔の人は、
縁起担ぎと体への思いやりを込めて、
覚えやすい合言葉を作ったのです。
「ひ」は、昔の人からの
やさしい健康メッセージなのですね。
土用の養生ポイント③ 日光にあたろう
寒いからといって、
一日中家の中にこもっていませんか?
実は、
日光=天然の陽気補充。
朝〜昼の光を浴びることで、
体は「春が近いよ」と感じ始めます。
・5分のベランダ
・窓際で深呼吸
・雪かきの合間の日向ぼっこ
これだけでも十分です。
花粉症対策は今から始まっている
花粉症は、
花粉が飛んでから対処するものではありません。もっと前から整えます。
中医学では、
気が足りないと、体のバリアが弱くなると考えます。
・すぐくしゃみが出る
・鼻水が止まらない
・肌がかゆい
これらは「気不足サイン」。
今の土用で
✔ 胃腸を整え
✔ 気を補給する食材(お米、お芋、お豆)、
✔ 血を補う食材(レバー、赤身、黒い食材、黒ゴマ、黒きくらげ、ほうれん草、クコの実、なつめ)
✔ 温める食材(ネギ、カボチャ、ニラ、カブ、羊肉、鶏、豚、エビ、納豆、くるみ)
✔ 巡らせる食材(みかん類、紫蘇、香草)
✔ よく噛んで食べると胃腸に優しいです。
✔ 良く寝る
これが、春の花粉対策になります。あ、適度な運動もしましょう。
50代女性へ|春をラクに迎えるために
50代は、
気も血も水も不足しやすい女性が多い年代。
だからこそ、
土用の過ごし方がとても大切です。
・無理に動かない
・冷やさない
・よく食べ、よく寝る
これはサボりではありません。
立派な養生です。
まとめ|立春までの土用は「準備の時間」
今はまだ寒い。
でも、春はもうすぐそこ。
この土用で
気をたくわえ、
体を整え、
心もゆるめておきましょう。
そうすれば、
立春からの毎日が、
きっと軽やかになります。
⭐ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。ご参考になれば嬉しいです。
これからも身体と心に効く情報をお届けします。
よろしくお願いいたします。
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