「梅雨になると人は少しナメクジになる?! 薬膳から見た心と体の整え方」

50才代女性 働く大人女子 心と身体のバランス 薬膳的セルフケア

梅雨になると、なぜか心まで重たくなるあなたへ

こんにちは。ご覧いただきましてありがとうございます。
まごころキッチン薬膳師、のんちゃんです。
中医学・薬膳の視点から、日々を少しラクに、少し心地よくするヒントをお届けします。

最近こんなことありませんか?

朝起きて、

「よし、今日も頑張るぞ!」と思った3秒後に、

「あ、やっぱり今日は無理かも…」となる。

立ち上がったのに座る。

座ったのに寝転ぶ。

寝転んだのにスマホを見る。

そして気づけば30分。「あ~、外出したくないなー」っと

ナメクジのように床に貼りつく(笑)

梅雨ですね~(笑)。

実はこれ、気合いが足りないわけでも、怠けているわけでもありません。

東洋医学では梅雨の湿気を「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。

湿邪の特徴は、重い、停滞する、まとわりつくこと。

つまり身体の中でも同じことが起こるのです。
人は自然界とともに生きているので、身体も自然と同じような環境に
なります。

だから梅雨になると、体が重い

頭がぼんやりする、やる気が出ない

むくむ、胃腸が弱る

そんな状態になりやすいのです。

言うなれば、

人間が少しだけナメクジ化する季節。

決してあなただけではありません。


頑張る人ほど梅雨にやられる

50代は人生の繁忙期です。

仕事。

家事。

子育て。

親の介護。

夫の世話。

時々、自分の世話。

いや、自分の世話は最後かもしれません。

誰かのために動くのが当たり前になっています。

でも考えてみてください。

あなたは今日も、ご飯を作った。

洗濯をした。

仕事をした。

親を気にかけた。

家族を気にかけた。

それだけでも十分すごい。

なのに私たちは、「まだ頑張れていない」

と思ってしまうのです。

梅雨の心は少し意地悪です。

できたことより、できなかったことばかり見せてきます。


養生は頑張るものじゃない

ここで薬膳や養生の話になると、

早寝早起き

運動

ストレッチ

食事改善などが出てきそうですが、

正直に言います。

疲れている人に新しい宿題はいりません。

養生とは、頑張ることではなく、

自分を甘やかすことも大切です。

だからまずは一つだけ。

お気に入りの湯のみでお茶を飲む。

紫陽花を見ながら歩く。

好きなお菓子をゆっくり味わう。

それで十分です。

人は意外と、正しいことより、

楽しいことの方が続くのです。


梅雨におすすめの薬膳食材

日本は水に囲まれた島国。なので湿気が多い。湿気が大の苦手な胃腸。
なので日本人は胃腸が弱い方が多いのです。
胃腸を助けながら、水分代謝を整えてくれる食材があります。

① はと麦

薬膳では梅雨の代表選手。

余分な水分を排出する働きがあります。美肌の役割も。年中食べていたい。
煎りハトムギはポリポリつまんだり。グラノーラに足したりお茶にしてもいいですね。
夏の麦茶もクールダウンとエネルギー補給にピッタリでおすすめです。

② とうもろこし

利尿作用があり、むくみ対策にもおすすめ。胃腸も整えると言われています。
芯も入れた「とうもろこしごはん」、天ぷら、スープ、味噌汁、玉子焼き、チャーハン、サラダに。

旬の力は想像以上です。

③ 枝豆

胃腸を元気にしながら気を補います。栄養たっぷり。疲労にも。
枝豆とコーンの炊き込みご飯、煮物、玉子焼き、味噌汁、サラダ、ピラフ、
和え物、炒め物、ひじきサラダ、、、なんでも。冷凍枝豆は常備すると便利です。

ビールのお供だけではもったいない食材です(笑)。

④ 大葉(しそ)

香りで気の巡りを整えます。胃腸も整える働きが。
青紫蘇より赤紫蘇が強い作用を持っています。紫蘇ジュースは疲労、美容、
老化予防、アレルギー緩和にもよいと言われています。

香りは緊張やストレスで滞ったとき、気分がモヤモヤするときにもおすすめ。

⑤ 生姜

胃腸を温め、水分代謝を助けます。

冷たい物の食べ過ぎや冷房からの冷え対策にもぴったり。
年中言えますが、冷たいものはお腹は冷えると消化力が弱くなるので、
胃腸が弱い方は常温か温かい物が断然おすすめです。

⑥ 小豆

余分な湿を排出し、むくみを和らげる代表食材です。

甘くしすぎない小豆茶もおすすめです。ぜんざい、小豆粥。
あずきバーもおいしい。


最近、笑っていますか?

東洋医学では、

「気」が巡ると心も身体も軽くなると考えます。

そして気を巡らせる最高の方法のひとつが、

笑うこと。

最近声を出して笑ったのはいつでしょう。

テレビでもいい。

孫の動画でもいい。

動物の動画でもいい。

友達とのLINEでもいい。

作り笑いや「ふふっ」でも十分です。

実はその小さな笑いが、

最高の梅雨養生だったりします。


雨はいつか上がる

人生も梅雨も同じです。

しんどいことがずっと続くように見えても、

必ず晴れ間はやってきます。陰陽の法則からも言えます。

今日は元気じゃなくてもいい。

前向きじゃなくてもいい。

まずは、自分を責めないこと。
「あー、今日の私は元気がないんだね。OK」と受け止めること
もう一人の自分が上から見ながら実況中継している感覚です。

そしてできれば、美味しいものを食べて、

力が入った身体をゆるゆると緩めて少し笑いましょう。

それだけで十分です。

梅雨の養生は完璧を目指すことではありません。
「今日はちょっと機嫌よく過ごせたな」

そんな一日を無理せずに増やせたらいいですね。

それが本当の養生なのかもしれませんね。

⭐ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。ご参考になれば嬉しいです。
 これからも身体と心に効く情報をお届けします。
 よろしくお願いいたします。

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